2022年11月15日火曜日

VoLTEいけました:OnePlus Ace Pro (10T 5G India ROM)簡易レビュー


 というわけで着弾したのはOnePlus Ace Pro 16GB+512GBモデル

AliExpressのセラー側でOxygenOS12.1に焼き直されており、10T化されてます。

  •     本来のモデル名: PGP110
  •     認識モデル名:    CPH2413


OOSなのでGooglePlayを始めとするGoogleサービスは問題なし。



そして、OnePlusと言えばVoLTEが使えるかどうか問題がついてまわりますが

APN設定を開いて驚愕、日本の主要キャリア及びMVNO事業者のAPNが最初から入っていました。

こんなの過去のOnePlusで見たことなさすぎて笑いました

OnePlusがOPPOとの統合に伴いOxygenOSのColorOS化もある程度聞いて予想しておりましたが、思っている以上にColorOSベースであるように感じますね。

そして当たり前の様に立つアンテナピクトとVoLTEアイコン。

到着時点ではOOSが最新になっておらずCPH2413_11_A.12への更新を実施するもVoLTEはそのまま。

今までの苦労と悩みは一体何だったのか・・・

あとは今後もこのままである事を願うばかりです(疑心暗鬼)


その他簡易レビュー:主に8Tとの比較

スペックは以下より

https://www.oneplus.com/cn/ace-pro/specs

https://www.oneplus.com/global/10t/specs


■処理能力

  •            8T:Snapdragon 865
  •     Ace Pro:Snapdragon 8+ gen1

2世代+マイナーアップデートを経ているので当たり前ですが相応に伸びています。

とある重めの3Dゲームを例にすると

  •           865    GPU使用率 99%    60fps
  •     8+gen1    GPU使用率 50%    60fps

といった具合でとりわけGPUの処理能力差に目を見張ります。

尚、Ace Proでのゲーム実行時は省電力/バランス/パフォーマンスの3モードがあり

ゲームプレイにおける処理能力のモードを選べますが、

上記はバランスモードにおける値なのでまだ8+gen1には余裕があることを感じられました。

簡易評価:★★★★★


■カメラ

8TもAce ProもメインはIMX766センサー、8Tにあった光学2倍望遠が無くなった代わりに200Mマクロを搭載(正直いらない)

個人的に画角の使い勝手の良さから望遠を多用していたのでカメラの構成は8Tの方が圧倒的に良いのですが、メインカメラに関していえばOISの効きやAIの画像処理に向上が見られ、所謂映えやすい画になっていると思います。HDRが強いのかシャドウの持ち上げが強めな印象。が、しかしOIS付き光学2倍とデジタルズーム2倍は流石に8Tに軍配が上がります。


逆にとても良かった点は

フォーカスの早さと正確さ。これはAce Proが圧倒的です。

8+gen1のおかげか8Tと比べてカメラを向けた瞬間に顔を認識し即座に目にフォーカスを当てます。8T以前も同様の処理は入りますが多少ラグがあり実際には指でタップして合わせることが多々ありましたがAce Proはその暇がありません。

実際に撮った画も目にドンピシャで合っておりシャッターチャンスに強いと感じました。

メイン評価:★★★★

望遠評価:★★


■OS

8TはVoLTE問題もありOOS11で止めていたのでOOS12に触れるのは初めてですが巷でよく見るColorOS搭載のOPPO製品を彷彿とさせます。

ビジュアルこそOxygenOS風ですが中身はほぼColorOSではないでしょうか

まだ着弾当日の簡単な使用状況なので批評する段階に無いですが、設定項目の有無と在処に馴染みが無いのが少々窮屈に感汁以外は現時点では致命的なものは感じていないので好印象。それより何よりVoLTE対応が果てしなく大きいメリットです。

簡易評価:★★★★

VoLTE対応:★★★★★★★★★★


■充電

OnePlusと言えば独自の充電規格周りも特色の一つ

8Tが65W

Ace Proが150W(日本は100Vなので実際は125Wが出せる最大値)

65WのWarpChargeでも感動するぐらい早かったのですが、125W充電は頭おかしい程速いです。秒単位でバッテリー残量のパーセンテージが増えていきます。

もちろん充電時の発熱はそれなりのものなので設定項目にもあるように常に全力での充電では無くバッテリー負荷と使用状況を考慮し最適化された充電になっています。

システム上の充電表記もSUPERVOOCなのでここからもOPPOとの統合を感じますね。

バッテリー自体の持ちは8Tの劣化具合がかなりの物なので比較できませんが、

『そうそう、この感じ~』って思うぐらいには酷使しても減りが緩やかなので持ちは悪くないと思います。8+gen1はパワフルでもありますが、反面、少ない電力でこれまで行っていた処理が行えるという見え方もあるので普段使いであれば基本的にバッテリー面で不満は無いと思われます。

簡易評価

充電速度:★★★★★

バッテリー持ち:★★★★




こんなところでしょうか。

527USDでの購入でしたがドル高であったことを除けば大変良い買い物であったと思います。

OnePlus Ace Pro (10T 5G) 到着まで



現在使用しているOnePlus8Tのバッテリーとストレージ容量に限界を感じていたため
OnePlus Ace Pro=OnePlus 10T 5Gへの買い替えを実施しました。

OnePlusの製品名の展開が以前と異なり
    ●中国版               OnePlus Ace Pro 
    ●グローバル版      OnePlus 10T 5G
として展開しており、対応バンドとOS以外は同一。


今回購入したのは
中国版OnePlus Ace Proに
OxygenOS(グローバルROM)を焼いたもの
つまり実質OnePlus10T 5G。


毎年恒例のAliExpress独身の日(11/11)に合わせたセールでの購入。
今年の独身の日は11/11の超限定的な期間でなく11/1からスタートだったので大分ゆとりがあり、セラーからの発送もいつもよりスムーズであったように思います。



▼以下、注文からの流れ

    11/2    注文
    11/5    発送
    11/7    Yuen Long District(香港 元朗区) にて仕分け
    11/7    香港出発
    11/9    経由国:シンガポール着
    11/10  経由国:シンガポール国際交換局発
    11/12  日本:川崎国際交換局着
    11/13  通関手続き開始
    11/14  川崎国際交換局から発送
    11/14  近隣の郵便局着
    11/15  自宅に着弾


といった形で今回のOnePlusは約2週間の旅路でした。
本来であればDHLないしFedEx IPを利用したかったのですが、余りにもドル高(当時148円程度)になっており気軽に利用できる配送オプションでは無かったことと、到着を急ぐ状況にも無かったため通常配送オプションを選択しましたが、独身の日セール期間が長期間で取られていた恩恵もあり非常にスムーズでした。

次回簡易レビューを実施していきたいと思います

2021年10月19日火曜日

Windows10謎フリーズ頻発(KB5005033)とその解決方法

 前回の記事でWindows10が謎のフリーズを頻発させていると書きましたが

各種ドライバを更新しても発生する為他に何かないか探したところ

どうもWindows10の累積アップデートプログラムのKB5005033が一部環境下においてこの謎のフリーズを頻発させている模様。

※KB5005033自体は2021年7月頃から提供開始


■私の環境においてのフリーズ発生時の挙動

マウスカーソルは動くものの何かしらをクリックするとフリーズ。

・ある時はそのまま一切の操作を受け付けず

・またある時はCTRL+SHIFT+ESCでタスクマネージャーを呼び出すところまでは機能するものの、タスクマネージャーをクリックした瞬間完全にフリーズ

総じて挙動がおかしくなったと思われる状況から何かしらのプログラムの操作指示を行うと完全にフリーズし強制再起動以外の解消手段が無くなる


■原因と解決方法

原因は前述の通りKB5005033と思われる

解決手段は以下のコマンドを管理者権限で起動したコマンドプロントから実行

sfc /scannow



実際に実行した結果がこれ
何かしらのシステムファイルが破損しており
それを修復できた模様
※尚コマンド実行時はシステムスキャンと修復で少々時間がかかります



sfc /scannow とは?Microsoft公式HPリンク
Windows10標準で用意されているシステムファイルチェッカーツール。

今回のKB5005033に限らず、システム不調発生時等は押さえておきたい仕組みですね。