前回
スマートフォンの高速充電について考える
http://nanikanaikana.blogspot.jp/2013/12/blog-post_6.html
といった記事を書きましたが今回はその続きです。
その際のことを簡潔ににまとめると
- USB(2.0)規格は通常DC5V/500mA
- 電圧はDC5Vで変わらないので充電スピードは電流=A(アンペア)次第
- Buffaloの4.2A(1port辺り最大2.1A)出力のものを導入
- しかし今までと充電スピードが変わらない
- USBケーブルが大電流に対応していない疑惑
- 2A以上対応ケーブル買おう
という内容でした。
そして予告通り今回購入したのがこちらの製品、
Owltechの2.4Aまで対応を謳うOWL-CBJ25(W)-SP/U2Aという製品です。
白と黒があったので今回は所有するBuffaloの充電器に合わせて白を選択。
パッケージはこんな感じです。
パッケージ中央の2.4A出力対応の文字が頼もしいですね。
開封。やはり大電流対応はケーブルの太さもそれなりになりますね。
しかし持ち運ぶわけでは無いので断線しにくそうな点はむしろ◎
では早速、
今まで真価を発揮していなかったと思われるBuffaloのBSMPBAC02と接続し、
その充電スピードを見たいと思います。
今回計測に利用したのは
- HTC J (ISW13HT)
- バッテリーパックの容量は1810mAh
- 充電状況のログはBattery Mixを利用して取得
旧USBケーブルでの充電
パッと見でも明らかにスピードが違うのが見て取れますが、
より具体的に言うと、旧USBケーブルでの充電では25%充電するのに約1時間かかっていますが、OWL-CBJ25(W)-SP/U2Aでの充電は25%充電するのに約30分で充電出来てます。
このことから、今まで利用していた旧USBケーブルは1Aまでの出力にしか対応しておらずACアダプタの出力が強制的に下げられていたことが考えられます。
対して、今回最大2.4A対応ケーブルに変えたことにより、抑えられていたACアダプタからの最大出力である2.1Aがそのまま出力され、充電時間の半減という結果になりました。
しかし、こうも顕著に結果として現れるのは面白いですね。
改めて、充電に使うUSBケーブルの大切さを痛感しました。
みなさまもACアダプタの数値だけに踊らされないようにお気を付け下さいませ。
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